ペン字の線質を磨くには
こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。
ペン字の勉強ではまず、
字形を整えることが大切ですが
ある程度字形が整ってきたら
線質も磨きたいものです。
同じ字形が整った字でも
一方は線が汚く、
一方は線が綺麗・・・
だとしたら、
見た目の印象が
だいぶ変わってきます。
一生懸命練習して書いた字ですから、
線も美しくて見た目がきれいな
字を書きたいですよね(^_^)
では線質を磨くには
具体的にどうすればよいか・・・
個人的な考えですが、
ペン字の練習を始めるときに、
横画を10回、縦画を10回ずつ
書くと良いと思います。
このとき、
何も考えずに書いてたら
まったく効果はありません。
大切なのは
・ゆっくりペンを運ぶこと、
・書いた時にペン先から伝わる感触を
感じとること
だと思います。
ゆっくり書くためには、
まず起筆を書いたらしっかり止めましょう。
止めたあと横画は右へ、
縦画は下へ向かいます。
なぜゆっくり書くかというと、
書いている時に指先から伝わる
感覚を感じ取るためです。
このとき、
ペンがすべると
この感覚が感じ取れないので、
硬筆用のやわらかい下敷きを使うか、
紙を4~5枚重ねたものを下敷きにしましょう。
なぜ、指先から伝わる感覚が大切かというと、
きれいな線が書けるときは
手が心地よさを感じるからです。
美しい字形の字が書けたとき、
「目」がその美しさを
感じ取ると思いますが、
美しい線が書けたときは
「目」だけでなく
「手」が心地よさを感じます。
美しい線を目指すには
「目」や「頭」だけで
線の書き方を理解するのではなく、
ペンを持っている「手」から
心地よさを感じ取れると
いいと思います。
手から心地よさを感じるためには
指先の神経を研ぎ澄ます必要があります。
そのために、
ゆっくりと横画と縦画を
書いてみて下さい。
横画、縦画でなくても、
苦手な点画の練習でも
いいかもしれません。
どの点画の場合も、
ゆっくり書いて、
ペン先から伝わる感触を
指先で感じ取ってみてくださいね。
手が心地いい
と感じたとき、
自分らしい美しい線に
近づけると思います(^_^)