行書の基本 ③収筆

 

こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。

 

一日一日、朝晩の冷え込みが
厳しくなってきましたね(^_^;)

 

今日は行書の収筆
(終筆、書き終わり)について
見ていきたいと思います。

行書の場合、
送筆が終わったら
軽く押さえてペンを止めます。

ペン字では楷書でも行書でも
書き終わりを大げさに
押さえることはありません。

ペン字は「すっきりとした線」
で書く事が大切です。

 

【具体的なペンの運び方】

楷書の場合、
送筆がおわったら
そのまま止めて
ペンを紙から軽く離します。

止めるときは
押さえなくても
軽く押さえてもよいです。

楷書で大切なのは
「しっかりと止める」ことです。
(ハネないようにします)

 

行書の場合も
送筆が終わったら
軽く押さえて止まりますが、

止めた後の状態が
楷書と少し違っています。

人間の動きで例えると、

楷書の場合は
止まった後に「気をつけ」
をして動きを完全にとめて
いるイメージです。

 

一方行書の場合、
立ち止まってはいますが

次のジャンプに向けて
「ひざを曲げている」
状態になります。

ひざを曲げて、
次の点画へ向かう準備を
しているイメージです。

 

そのため行書の場合、

収筆が終わって
ペンを紙から離した瞬間から

ペン先は次の点画に
速く向かうことができます。

収筆で止まっている時から、
次の点画へ向かうことを
考えている感じです。

 

私の個人的なイメージなので
分かりにくかったら
申し訳ありません(^_^;)

また、色々な点画があるため
すべての点画について
当てはまることではありません。 

 

行書の収筆を書くときは、

次の点画に向かうことを
意識しながら書いてみてください(^_^)