行書の基本 ②送筆

 

こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。

 

今日は行書の送筆について
みていきたいと思います。

 

行書の線は
楷書よりも柔らかく、
丸みのある曲線で書きます。

 

【具体的なペンの運び方】

楷書の場合、
起筆を書いてペンをしっかり
止めた後、

縦画は真下へ向かい
横画は少し右上へ向かって、
上に反るように書きます。

 

一方行書は
起筆を書いたらペンを止めずに
送筆に向かうため

書き始めから
書き終わりまで、

波打つイメージで
ペンを運びます。

 

でも、行書らしく
書こうと思って

大げさな曲線を書くのは
やめましょう。

Aは線がくねくねとしすぎて
あまりきれいではありません(^_^;)

例えばBのように、
ほどよく曲線にするのが

良いのではないかと
思います。

 

行書の「ほどよい曲線」というのは

のびやかな線
しなやかな線

だと思うのですが、

どうすればこのような
線が書けるかというと、

個人的には
「スピード」が大切だと
思っています。

 

行書は楷書に比べて
速く書ける書体です。

なので、楷書のように
ゆっくりとペンを運ぶのではなく

ある程度スピードを
つけて書くと

行書らしくなると思います(^_^)

 

でも速すぎると
雑になってしまうので

遅すぎず速すぎずが
理想ですが、

どのくらいのスピードで書くかは
言葉で説明できるものではなく

練習することで自然と
身につきます。

 

「のびやかでしなやかな線」を
意識して練習してみてください(^_^)