行書の基本 ①起筆
こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。
今週は、行書を習い始めた
ばかりの方向けに
基本の書き方を
説明していきたいと思います(^_^)
行書をこれから習う方の中には、
「行書なんて書けるように
なるんだろうか・・・」
と不安に思っている方も
いらっしゃると思います。
私自身もお手本が行書に
なったとき
「楷書もひらがなも上手く書けないのに
もう行書なんて・・・」
とまったく自信がありませんでした(^_^;)
それでもお手本を真似して
練習を続けることで、
少しずつ少しずつ
書けるようになっていきました。
練習を続ければ必ず
上手くなりますので
あせらずに取り組んで
みてください(^_^)
今日は「起筆」の書き方です。
楷書の場合は
「はっきりとした起筆」ですが、
行書の場合は
「やわらかい起筆」を書きます。
【具体的なペンの運び方】
楷書の場合は
起筆を書いたらしっかりペンを止め、
送筆に向かいます。
縦画をまっすぐ書くためには
起筆を書いた後に
ペンをいったん止めることが大切です。
一方、行書の場合は
起筆を書いたら
しっかりペンを止めずに
送筆に向かうことが多いです。
行書は色々な書き方があるので
ペンを止めることもあると
思いますが、
止めずに書くことが多い
と思います。
起筆を書いたらそのまま
流れるように送筆に向かう・・・
というイメージです。
写真の「悪い例」は、
全体的に行書っぽく
書いていますが、
起筆が強すぎるため
行書になりきれていない
感じです。
「良い例」のように、
起筆はやわらかく
小さめに書いてみましょう。
行書は楷書に比べて
やさしい印象の文字です。
なので、起筆もやさしく
書いてみてください(^_^)