横書きは「止め」がいい?
こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。
昨日は横書きで手紙文の
書き出しを投稿しましたが、
右払いで終わる文字がある場合、
「払い」を「止め」にした方が
書きやすく感じた・・・
とかきました。
今日はなぜそう感じるのか
自分なりに考えてみようと思います(^_^)
「秋は」と横書きで書くとします。
「秋」の最終画は右払いですが、
ペンは右払いを書き終わった後も
更に右下へ向かいます。
(勢いがついているため)
そこから「は」の書き出しまで
ペンを運ぶわけですが、
実際に書いてみると
距離も長く、書きづらく感じます。
そこで、右払いを「止め」にしてみると
ペンを運びやすくなりました。
A(止め)からB(2文字目の書き始め)
の距離が短くなったことで
ペンを運びやすくなったんだ
と思います。
また、「左下の止め」から
「右上へ向かう」ことは、
偏と旁からなる漢字で
普段から書き慣れている動作ですので、
やりやすいのだと思いました。
考えてみれば、
右払いで終わる「木」や「米」も、
「きへん」や「こめへん」になると
右払いは「止め」になり、
旁に向かいます。
この「左下の止めから右上へ向かう」
という動作は
私たちが普段から書き慣れている
動作ですので、
横書きの場合に
「右払い」を「止め」にしてから
右側の次の文字に向かうことは
理にかなっているかも(?)
しれません。
でも今回は罫線の間隔が
狭い便箋に文章を書いたので
右払いが書きづらかったのかも。
封筒の宛名書きなど、
罫線もなくゆったりとした
余白をとれる場合は
書きづらいと感じませんでした。
臨機応変に書き方を
変えて行こうと思います(^_^)