雨の日に思い出す和歌

こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。

今日の東京はとても良いお天気でしたが
週末からしばらく雨が続くようです。

雨の中で咲いている花をみると、
古今和歌集の

春雨ににほへる色もあかなくに
香さへなつかし山吹の花
(読み人知らず)

という和歌を思い出します。

意味は

春雨に濡れたしっとりとした美しい色も
いくら見ても見飽きないほどなのに、
その香りまで心ひかれる山吹の花よ

だそうです。
(『新版 古今和歌集 現代語訳付き』より)

雨が続くと
「洗濯物が乾かないなあ」とか
「靴がぬれてしまうなあ」とか

ついつい現実的なことを
考えてしまいますが(^_^;)

この歌の作者のような
感性を見習いたいところです。

ペン先はライオンのサジペンシルク、
インクはパイロットの製図用インク、
紙はマルマンのレポートパッドを使用。

ペン先はおろしたてだったので、
気持ち良く細い線が書けました。

字を書くときは、
ある程度スピード感を
出すのが好きなので、
(慣れるまではゆっくり丁寧が基本ですが)

スピードを出しても線が乱れにくい
ライオンサジペンシルクは手放せません(^_^)