行書の基本 ⑤ハライ

 

こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。

 

今日は行書の「ハライ」
について見ていきたいと
思います。

 

楷書の払いは先端が
針のようにとがって
いますが、

行書の場合、
とがっていないことが
多いです。

*行書でも、とがっていることがあるので
全ての行書の払いに当てはまる
ことではありません

 

どのような運筆をすると
このようになるかというと、

楷書では払った後も
ペン先は右下へ移動しますが、

行書の場合、
払い終わった時点で
ペンを軽く止めます。

軽く止めることで
先端は少し丸くなり
柔らかい印象になります。

 

また、印象が柔らかく
なるだけでなく

次の点画、文字への距離を
短くすることができます。

移動距離が短くなるということは
その分速く書けますよね。

行書は速く書ける書体ですから、

払いを軽く止めることによって
楷書より速く書くことが
できます。

 

今週は行書の
起筆、送筆、収筆、ハネ、ハライ
について投稿ました。

行書の入り口と言っていいくらい
基本的なことですが、

行書を練習する上では
とても大切なことだと
感じています。

 

投稿のきっかけは
今月から行書の勉強が始まる
生徒さんがいらっしゃって、

「自分には行書の勉強はまだ早いのでは・・・」

というメールをいただいたのが
きっかけでした。

私自身も行書を始める前は
同じように思っていたので
その気持ちはとてもよく分かります(^_^;)

 

でも、とにかく書き慣れることが
一番良いと思いますので、

生徒さんにもどんどん
練習してほしいですし

ブログを読んでくださった方で
これから行書を始める方も

積極的に練習をして
行書を日常書くメモ、
メッセージ等に生かしてほしいと
思います(^_^)