活字と手書き 「市」

 

こんにちは(^_^)
個人が教えるペン字通信講座/
葉雨ペン字通信レッスンです。

 

葉雨ペン字通信レッスンでは
住所と名前の添削をする、
体験レッスンをやっています。

 

体験レッスンの清書を拝見していて
よく見かけるのが、

Aのような「市」の書き方です。

 

 

だいぶ極端に書いてみましたが、

Aは二本の横線の長さがほぼ同じで、
二本の縦線はまっすぐ下に向かっています。

 

活字の明朝体の形(市)
に似た書き方です。

私たちの周りには
活字があふれているので
活字の影響があるせいだと思いますが、

Aのような書き方をする人は
とても多いように感じます。

 

手書きで書くときは、

Bのように
上の横線は長く伸びやかに、
下の横線は短めに、

そして二本の縦線は
少し内側に向かうといいと思います(^_^)

 

 

活字には活字の良さがあり、
手書きの参考になる部分もあると
思いますが、

せっかく手書きで書くのなら、

活字とは違う
手書きらしい文字を目指したいと
個人的に思っています。

 

なので、

以前私の文字を見た人から

「活字みたいだね!」

と言われ、

ショックだったことが
何度かあります。

 

また、息子が小学生の頃の担任の先生に

「パソコンのフォントみたいですね!」

と笑顔で言われたときは
グサッときました(^_^;)

 

相手の方は褒めて下さっているのですが・・・

 

「活字みたいだね」
と周りから言われたときは

「私はまだまだ活字みたいな字を
 書いているんだな・・・」

と、反省しています。

 

せっかくペン字をやっていますので、

「活字と違ってきれいな字だね」

と言われるような字を
目指したいと思っています(^_^)