ペン先 タチカワ・ニューム

 ペン先にはクローム(光沢のあるもの)とニューム(光沢がなく白っぽい色をしている)がありますが、ニュームの方が冴えた線を出せる気がするので、ニュームを使っています。写真はタチカワのT-600ニューム。先端が細くて柔らかいので、「ペン字仮名」など柔らかい線を出したい時に使います(写真のペン字仮名は山下静雨先生のお手本ありの清書)。

 ライオンサジペンシルクは、書いた時の感触は「しっかりとしている、線が乱れにくい」ので楷書や力強い行書を書きたいときに使い、タチカワのニュームは「やわらかい、細い線が出せる」ので柔らかい行書やペン字仮名を書くときに使用しています。

 ニュームには他に日光のニュームがあります。このペン先できれいな線を出すには「ペンを軽く持ってかなりゆっくりとペンを運ぶ」必要があると個人的に感じます。ある程度勢いをもって書きたいと思っているためか、私が使うと線が汚くなってしまうので最近は使わなくなりました。

 以前は近所の文房具店にもあったニュームですが、今はなくなりクロームしか売っていません。ネットで買うことはできますが、その光景を見ると「ニュームのペン先がなくなりませんように」と思わず祈ってしまいます。

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