トメ、ハネ、ハライ

 お手本を書き始めたとき、「点画を止めるべきか払うべきか」などに悩み、書くのに時間がかかっていました。ペン字をやっていたわけなので「木偏の縦画は止めてもはねても良い」など大まかなことは分かっていたつもりでしたが、いざ自分でお手本を書くとなるとそれまで意識したことがない部分が気になり始め、中々手が動きません。

 例えば「小」の二画目の点。私はずっとAの「ハライ」で書いてきましたが、字典などをみると「トメ」も「ハライ」もある。「いったいどっちがペン字のお手本として正しいのか」「自分はどちらで書くべきなのか」と、出口のないトンネルに入った気持ちです。

 師匠にも「トメ、ハネ、ハライ」について細かい質問をしてしまいましたが、師匠の回答は概ね「どちらでも良い」とのこと。

 最終的に、「師匠の書き方を参考にお手本を書く」ことに決めましたが、「字には色々な書き方がある」ことを忘れずに、ずっと勉強を続けなければいけないのだと感じます。

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