字が上手くなるために

 このページでは、私自身が字が上手くなるためにやってきたことや、 山下静雨先生の添削指導でどのようなことを注意されてきたかなどを書いていきたいと思います。

添削
 上の清書は私が初めて山下先生に送った清書です。ボールペンで書いたもので、一枚しか送りませんでした。ペン習字研修センターに入会したのは社会人になって半年くらいたったとき。入会したものの、毎日仕事で疲れて中々練習ができないでおりましたが、「一枚だけでも清書を送らなきゃ!」と、何とか書いて送った一枚です。この清書を書いたときのこと、添削されて戻ってきた封筒をドキドキしながら開けたことは今でもよく覚えています。

 このとき先生から教えていただいたのは点の書き方。点は単なる短い線ではなく、徐々に押さえてしずく型に書くことを教わりました。しずく型に書くことは、はじめはとても難しくて中々上手く書けませんでした。

  しずく型にするには書き始めはペンを紙に軽く置き、少しずつ押さえていきます。はじめから強くペンを押させていてはしずく型にはなりません。

   ペン先を紙に押さえつけて太い線を出したり、ペン先を紙から浮かせる気持ちで細い線を出すという動き(線の太さを変化させることで、線の抑揚、線の強弱、などといいます)が必要になります。

 線の抑揚を出すには道具も大切です。ペン先が堅すぎると線の太さの変化は出しにくくなります。下敷きも柔らかめのものを選びましょう。

 ところで、「子供の頃に書道教室(毛筆)に通っていなかったから自分は字が下手なんだ」と思っている方はいらっしゃいませんか? 私自身が書道教室に通ったことがなかったので、そのように思っていました。よく、「毛筆を習えばペン字も上手くなる」と聞きますが、以前ペン習字研修センターの新年会で山下先生から次のようなお話を伺いました。

 「毛筆を習えばペン字が上手くなるというけれど、実際は中々そうはいかない。でも、ペン字を勉強すると毛筆が上手くなることがある」

 その新年会にも、「私は毛筆を習っていて、『毛筆を習えばペン字も上手くなる』と言われましたが、いっこうにペン字が上手くならないのでペン習字研修センターに入会しました」という方がいらっしゃいました。

 「自分は書道をちゃんと習ったことがないから上手になるはずがない」とか「私は元々字が下手だから上達しないだろうな」というマイナス思考は、上達の大きな妨げとなってしまいます。

 「自分は字が上手くなりたい」「練習すればきっと上手くなる!」という明るく前向きな気持ちで練習すればきっと上手くなりますので、前向きな気持ちで練習してみてください。

(2019.4.26)





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